家に帰ると郵便受けに垂直に郵便小包が刺さって半分はみ出していた。
Σ（゜□゜；うわぁあ！それでいいのか郵便やさん！
　小包をよいしょと引き抜くと、両腕にずっしりとした重みを感じる。
津山から届いた待望の書物『美作国の山城』。
ワーイ(^O^)

　美作国の代表選手というか、殿堂入りの津山城が写真つきではないのがなぜの嵐だが（森家のことしか考えていない我）、内容はすさまじい大容量。A4サイズのオールツルツル紙の総カラーで、460ページほどもある。 その分ガッツリと重いので、私の腕力では手に持って読めず、下に置いてから見おろすようにして読む。

　まだチラ見しかしていないけど、私が今まで知る由もなかったマイナーな山城まで網羅されていて、見ていると城の数だけにすら驚かされる。
…と言いつつ、やっぱり私の両目は森家に関係のある山城を探し出しているのであった…。

　今、お風呂に本を持ち込んでゆったりと湯船につかって本を読むことがマイブームで『洛中洛外図屏風を読む』を今日風呂の中で読み終えたところだが、次の風呂本として、さすがにこのデカイ『美作国の山城』を持ち込むと、私も本も一緒に湯の中に沈んでしまうだろう。だめだ、この本が水分でふやけたら絶対にショックだ。
これは大事に部屋読み。