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森家は関係ない映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』を観に行った(以下、プチネタばれ注意)。
第二次世界大戦のサイパンを舞台にした映画だけども、ストーリーをはしょりすぎて、なぜ主人公の大場栄さんがフォックスと呼ばれた男になったのか私にはよく分からず…ところどころ、想像で補完していった(^_^;)。
日米合作ということでお互いの残虐性に触れることに遠慮があったのか、肝心なところをオブラートに包んで表現しまったがために、日本軍が是が非でも降伏しない理由が見えてこずに、逆に意固地な連中に見えちゃった気がする…。
でも、下山する時にビシッ!と整列して「歩兵の本領」を歌いながらアメリカ兵の前にやってくるシーンはよかった。あそこは、日本人としての美意識が見えて胸がいっぱいになった。
お隣の席のお年寄りは泣いていた。私とは違う境地でこの映画を見ていたのだろう。
海の向こうのサイパンでも日本人が大勢亡くなったのだと知ってもらう意味では、いい映画だったのかも。
それと、もうひとつ疑問だったのが、中嶋朋子さんの気持ち悪い演技は何だったのだろう。あれはあれでインパクトが強くて、にゅーっとしたしゃべり方がまだ自分の中に残っている。(-_-;)
あの女性がどういう設定だったのか、私にはそれもまた謎。
ちなみに戦時中、兵隊としてあの辺にも行ってたうちの祖父は「ものすごでかいトカゲがいたので、みんなで追い詰めてドラム缶に入れた。」「トカゲはそのままにして引揚げた。」と何度か話してくれたので、サイパン周辺の戦争の話を聴くと、祖父のデカトカゲのほうをまず思い出す。
そのドラム缶トカゲは一体どうなったのだろうかと心配するのは不謹慎ではないよね。(._.)
まだまだ夜は寒い。
映画の帰りはモツ鍋を食べて身体を温めて帰った。(^O^)/