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近況報告
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 福岡県立図書館で福岡県地方史研究協議大会の講演を聴講した。
なんか、その場にいた、と書くだけで自分自身がすごく偉い人になったような気がする名称の大会だ。
まさか図書館の地下でこんなすごい地下活動が行われようとは夢にも思わなかった。

 今回の講演の講師のお一人が森家の事でもお世話になってるnakanishiさん(^O^)♪それで、今回お邪魔させていただいたのだ。
「福岡県の城郭と年代観 ―近年の城郭研究を踏まえて―」と題された講話には、濃厚な城話が詰めこまれていた。途中、城郭史的に特に重要である織豊系城郭の先駆けである「宇佐山城」が森家の名とともに出てきて、心の中で「よっしゃー!」ガッツポーズする我。もう、ここで帰っても悔いはない。

 講話の中での「いかに自分を有利にして、相手を不利にするか」という縄張りについての一言が、縄張りの核心にして、けだし名言だったなり。
いつも気づけば自分で自分を不利なところに押し出して「あれ!いつの間にこんなことになっちゃってんの(滝汗)?Σ(゜□゜;」となってる私にとってはことさらに心に響く。

 岩屋城、勝尾城、益富城など、自分も実際に登ったことのある九州のお城の話はより深く理解できた。森家を求めて近畿から東海にかけてのお城で「出入り口はちゃんと折って曲げて右左」や「桝形のキリング・ポケット」を見てきた私にとっては、『九州の城は出入り口は気にせず、周りをガッチリと固める』というのには、「ああ!わかる、わかる~!」
 九州の縄張りについては知識の浅い私でも、九州の山城をいくつか登るうちに、「九州の城は入口が折れてないんじゃない?」ということに薄々気づきはじめていたのだけど(←安楽平城あたりで)、やっぱりそうなんだ。

 しかしながら筑紫広門の名が幅をきかせているのに驚いた。『この人が何をしたのかというより、ネーミングばかりが異様に気になる(当社比)』ことでおなじみの広門も九州の城郭史に食いこんでくるんだ…。
もしかして、実は私の思っているより重要人物なのだろうか。

 講話を聴いた後は図書館が閉館するまでずっと本を読んでいた。最後の悪あがきで原稿書きの資料漁りをして、書庫から黄色くて酸っぱそうな本を沢山出してもらったり。(^_^;)

nakanishiさまブログ「あれこれ・ラボ
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