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IRUKA.JPG










イルカだそうです↑

 福岡市博物館の『ポンペイ展』に行ってきた。
車で行くと、すでに別の車がたくさん入口で並んでいて駐車場の空き待ちだった。人気じゃないか、ポンペー。
実際に会場には、いつもよりもかなり多くのお客が入っていた。やっぱ、ポンペイという名前の威力はすごい。

 館内の最初のほうの展示品では、老人に近いオッサンの頭像があって、その頭の下はボディではなく、シンプルな角柱の大理石で、そこに名前が彫られている。だからそれは、台座としか思ってなかった。しかし、人の波がそこから引かない。みんなが笑っている。
 よく見れば、台座と思っていた角柱の、とある部分だけのみ突出しており、よく見れば男性ピヨピヨ(仮称)だけが精密に彫刻されてあって、腕も足も、いや胴体すらないのに、そこだけが平面にいきなり突出しているので、不思議でみんなの話題の的だった。そばにした幼児に近い女の子が「このピヨピヨ(仮称)ちっちゃい!ちっちゃいよー!」と興奮して笑い叫ぶ。「ちっちゃい!ちっちゃい!」ってかなり言いまくっていた、この女の子はどうしてそこまで執拗にこだわり叫ぶのだ。
  「いったい誰と比較した上での”ちっちゃい”発言なの?」とその女の子に聞いてみたかったが、大人げないし、せちがらい世の中ので、やめておいた。

 ギリシャ彫刻だったか、ローマ彫刻だったか、彫刻の男性裸像はピヨピヨ(仮称)部分はわざと小さく作る決まりなんだよ、たしか。本で読んだことがある。この彫刻はポンペイのものだけど。
でも、カッチリカッチリの角柱にピヨピヨ部分だけ突如としてポコンと彫るのは、なんとなくルール違反な気がする。
こんな秘密も、イルカともども火山灰の下にずっと眠っていたのだな、ポンペイ。

 
 引き続き館内でソファに腰かけてありし日のポンペイ復元ビデオ上映を観てたら、見知らぬ子供3人が隣のソファにポーンと飛んできて騒ぎ始めた。
 一瞬注意しようかと思ったけど、でも、ビデオも無音だし、せちがらい世の中だし、まぁ、いいやと思い、隣の雑音はまる無視してビデオを見ていた。でも、その子供がうるさすぎてしまいには叫びだすものだから、とうとう博物館スタッフがやって来た。
で、子供たちを何とかしてくれると思ったら、私に

「あなたのお子さんですか?」

と尋ねてこられて目が点になった。(゜□゜)

ちゃう!ちゃう!と、ブンブンと首を振ると、スタッフさんは直々に子供をなだめていた。親はどこからもやってくる様子がない。2人のうちの1人なんてほんと幼児だよ。なのに、目の届くところにいないのだろうか。

しかし、私の中での大ヒットはやはり「イルカ」。イルカに見えないのだけど、これがイルカと断定したのは一体誰なのだろう。
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