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狩りぐらしのアリエッチー
「アリエッチーはおうちを守るためにゴキをフォークで串刺し!」
って感じに私達に勇気を与えてくれる映画かと思われるがまだ観に行ってない。
食べ物のない我が家にまたゴキが現れた。
いくらなんで出過ぎだろう。ショックで腰骨がくだけそうだ。
最近では、私は黒いものに超敏感に反応しては青ざめ、袋の「チャリ…」という音にも肝を冷やし、右手にゴキジェットプロ、左手にカビキラーで身構える日々。
いつも悪魔の黒い影におびえているので、自宅というのにくつろげない。
とりあえず、秋に引っ越してやる気で部屋探しだが、それまでの間、自分の城を守って勇敢に戦わねばならない。
ゴキがたくさん出るようになった原因としては今、以下のような仮説を立てている。
【仮説1】:隣に入居してきた青年が実は汚部屋生活していて、我が家にまで悪影響を及ぼしている。
【仮説2】iPhoneで出す、ブブゼラやほら貝などの音が実はゴキの好きな周波数。
私の中では、仮説1が濃厚である。ゴキはお隣からの挑戦状とみなす。許せない。
とりあえず、台所の排水パイプの床とのつなぎ目に大きな穴があいているのを見つけ出し、ガムテープできっちりと穴をふさいだ。
これで、ゴキどもの我が家への橋頭堡を消滅できたはずである。
それにしても、ゴキンジャムだらけにした我が家、逆に誘発剤になっていやしないかという気もしはじめる。
森家とかはどう対処していたのだろうか___。
そんな思いが頭をよぎる。
森家のような名門の生活にはゴキのような超下等生物などの存在は皆無なのであろうか。
森蘭丸はゴキの存在を知っていたのだろうか_____。
織田信長ならとりあえず城にゴキが出たら、城ごと燃やしてしまう気がする。
昔の日本人の叡智にたよるべく、江戸時代の文献を探した。
三奈木黒田家伝来『和漢三才図会』九大デジタルアーカイブ
ゴキ該当ページ(醜いゴキ画像入り)
http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/wakan/wakan-jin/page.html?style=b&part=29&no=15
蜚蠊(あぶらむし/フイ レン) |
ひ~フイレンってそのセクシーな名前は何よ!にじり殺す…ゴキを足でふんずけて、すりまわしてズリズリするなんて、昔の日本人はなんと気丈であったことか!!でも、頭を潰さない限り、ゴキは不死鳥のごとくによみがえるのだ!
しかも、このあぶらむしが老いたものが「五器噛(ゴキカブリ)」らしい。こういうのは、出世魚ならぬ、出世虫というのであろうか、よくわからないが、ありがたくも、ちゃんと蜚蠊(ゴキ)を避ける法も伝授したあった。
『青蒿の茎葉を竃の間に挿しておけば絶える。』
この青蒿(セイコウ)とは、カワラニンジンのようだ。原っぱに生えている人参の葉っぱによく似たあの草だ!
よし採りに行くぞ!竈の間にさすぞ!