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詰めた奥歯がしみたり痛くなることについて歯医者は「冷たい物や辛い物を食べてこの歯を刺激しないように。なるべく反対側で噛んでくださいとのこと。」
眠った獅子を起こすな、ということか。
そう言われるずいぶん前から反対側の歯で食事しているんだけど。
今日はおとなしく家にいて、先週の小浜市訪問の旅行記を書いていた。
『若狭でいい旅森気分』
http://ukikimaru.ran-maru.net/ran/ryokou2011e.htm
その時に撮影した画像を見ながら色々と振り返っていたが、『御食国若狭おばま食文化館』というところで時間も無く足早に撮影した館内パネルに杉田玄白の『養生七不可』というのがあった。
杉田玄白と言えば「ターヘル・アナトミア」という必殺技を使える蘭学医だが、小浜藩出身というのをここへきて初めて知ったのだった。
「養生七不可」
・昨日の非は恨悔すべからず。
・明日の是は慮念すべからず。
・飲と食とは度を過ごすべからず。
・正物に非(あら)ざれば、苟(いやしく)も食すべからず。
・事なき時は薬を服すべからず。
・壮実を頼んで、房をすごすべからず。
・動作を勤めて、安を好むべからず。
現代風に言い換えるとこうなるらしい。
・きのうの失敗は後悔しない。
・あしたのことは心配しない。
・食べるのも飲むのも度を過ぎない。
・変わった食べ物は食べない。
・何でもないのにむやみに薬を飲まない。
・元気だからといって無理をしない。
・楽をせず、適当に運動を。
私は「動作を勤めて、安を好むべからず」の原文を現地で勝手に解釈して
「自分の道のために動き続けることを心がけよ!じっとして何もしなくて穏やかなのはよいことではない!」
という意味だとばかり思いこんでモーレツに感動してやる気になってたのだが…。
そんなジャンルの教訓じゃなかったんだね。(-_-;)