近況報告
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毎年開催されている兼山の蘭丸絵はがき展
「蘭丸絵はがき展2010」
http://www5.ocn.ne.jp/~shiraki/illust/index.html
私も2作品をもって参加した。
「森長可公御室」
「階庭蘭玉」
タイトルの「階庭蘭玉」:
色香もなく穿って言えば「わが一族の優秀な人物」くらいの意味だろうか。
・階庭=庭の階段(たとえて自分たちの一族)。
・蘭玉=芝蘭玉樹の略。(芝=霊芝。瑞草。蘭=ふじばかま。香りがよい草。玉樹=容姿が整った美しい樹木。)
唐代の書家・顔真卿の最高傑作『祭姪文稿』にある一節だ(と、エラソーに言ってみる)。
◆國立故宮博物館「唐 顔真卿 祭姪文稿」
http://www.npm.gov.tw/ja/collection/selections_02.htm?docno=647
顔一族の希望であり、輝きであった優れた甥が安禄山の役で戦死したことに対する顔真卿の嘆きと弔いの言葉…何か森家と重ねてしまう。病気なのはわかってます。
この言葉がかっこよくって、きらきらしていて素敵なので、いつかどこかで使いたくて、ウンチク垂れたくてうずうずしてたので、絵はがきのチャンスで自分にGOサイン。
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