ぎゃああ！！！実はまだ、原稿を引きずり中！
　原稿を書き上げて最後のチェックをしても納得がいかずに、結局、まだうだうだ言いつつ前転しつつ原稿を提出できない我！
しかも20ページという注文に対してなぜか19ページまでしかいかない。書き足して書き足して、強制的に20ページに達して、ホッとするも、その後に体裁を整えたり文章を校正したりするとまた19ページにうまくきっちりおさまってしまうのだ。原稿には魔物が住んでいるのである。

　今日こそ提出しないと、それこそ本当に私はダメ人間だと、まる一日集中して原稿と対峙した。
結局…無理矢理20ページにする→校正して19ページになる→無理矢理20ページにする→校正して19ページになるのローテーションを繰り返して息絶え絶えで夜を迎えた。なぜなんだ、なぜあと1ページのテリトリーに侵入できないんだ。
…どうにか、その後の画像挿入作業で20ページになる事を見越して、超・文章力のある知人に急いで目を通してもらったところ、
「うききちゃんは…古文書読むせいか、文章が硬いね。」とのこと。
Σ（゜□゜；そうかも知れない。
私はそもそも真面目な文章が書けないし、今を生きる人々が森家以外のことで何をどう日本語で語って生きているか判らない感じなので、真面目、かつソフトな文章の書き方がわからない也。
　でも、全ページの文章を丁寧に的確に校正してもらって、ひとつひとつ読み合わせるたびに自分の表現力のまわりくどさが分かって、なんだかこっぱずかしさに頭の上に30ｃｍのオタマジャクシ（←お腹のブニューッとしたやつ）を乗せたくなった…。
で、最終的な修正加えたらきっちり19ページ…

　夜中の１時ごろに原稿の依頼主さんが「まだでっか？」と連絡してきて、『どうしよう、どうしよう！』と、半狂乱で提出。まだ初校の段階なんだから気楽にしてよ、と言われても、やっぱり怖い。19ページだということに気づかれるのではあるまいか。

原稿データの受取りのやりとりが終わったのが夜中の２時。依頼主さん、ごめんなさい。
原稿内容を見て「なんじゃこりゃああああ！」とならないことを祈りまくって、力尽きる。ばたっ。