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知人が岡山に用事があるというので、それにかこつけマイカーで岡山へ走った。
車で岡山に行くのも既に3度目。行き慣れれば近く感じる。特に中国自動車道は連休でも渋滞知らず。
そして三国志クイズや都井睦●の話をしているうちに(都井睦●を検索しないでね。)あっと言う間に岡山県に入った。
今回、初めての新見訪問をする。(^O^)/
近くにある森家の聖地・津山に寄らずに手前の新見ICで降りることは、私にとってはなんとも勇気がいる大胆不敵な行動である。岡山に来て津山城に行かずに新見に行くなんて!!!!そして新見ラーメンを食べるなんて!猪肉入りの豚チャーシューだぞ!公務員のような方から「アンケートを取らせてください。」と言われながら、注文したのが千屋牛ラーメンじゃなかったという理由で去られたぞ!
この新見は森家の親戚・関氏の領地だったので、少なからず関心があった。関家の祖の祖である関小十郎右衛門(長久手で戦死)の何かがひょっとしてあるんじゃないかという思いもあった。図書館の郷土本にも興味があった。
関氏新見藩ができたのは元禄10年のことなので、お城はなくて陣屋だった。その前に、曲がり路を間違って、車で狭すぎる道に突っこみ、脱出を試みるうちに城下町をひととおり体験してしまったけど。
新見陣屋の跡は高校のグラウンドとなっている。そして傍を流れる草木谷川(かざきたにがわ)の川底にはには関氏の改修によって石畳が敷かれているのだった。お屋敷もあったという城山公園にも登り、新見市のマンホールも撮影し、関氏の菩提寺の西来寺と雲居寺にもお参りして、ラストは新見市立図書館へ。
ここの図書館には関氏の写本『森家先代実録』のコピー本が本棚にズラリと並んでいるのだ。森家のバイブル『森家先代実録』。新見バージョンのコピーをいまだ持っていない巻をジャコジャコとコピーすること2時間。ただのコピーなのに、館内の子供が私のコピーぶりが気になるのか、寄ってくる。
私の生きざまを見よ。
5時の閉館時間には、福岡市の図書館であれば10分前にホタルの光と館内アナウンスが入るだろうものが、新見市立図書館は5時を10分ほど過ぎてから「今日は閉館しまーす。」とのかけ声。
いいなぁ、このゆるさが都会と違ってとってもいいなぁ~♪
当時のメインストリート。昔は松が植えられていた。
新見陣屋跡の石積み。
グラウンドの片隅にひっそりと「新見館址碑」
思わず頬ずりしたくなる草木谷川の川底の石畳
関家の菩提寺・西来寺