九州新幹線は今日が開業。式典もなく粛々と発進した。
　中学時代からの友達が久々に帰省しているので一緒にご飯を食べた。
当初は一緒に博多シティに行こうとして博多駅で待ち合わせにしていたけど、結局は開業日だから人が多いとふんで、待ち合わせ場所を大きく変えて「ゆめタウン」で落ちあう。で、豆腐料理を食べた。
お上品に食事をしながらお互いの空白の時間を埋める近況報告もしあったが、やはり出るのは昨日の大地震の心配。特に友達は先日まで東北に住んでいたので現地の知り合いとも連絡がつかず心配も大きい。

　せっかく友達と会えたので食事だけで別れるのも寂しく、そのままドライブして北九州市のグリーンパークにいるというカンガルーを見に行く。
オリに入ってカンガルーと一緒に過ごしてＯＫという趣向なので、ものすごく間近でカンガルーをみた。ドキドキしながら背中をさすると怒りもしないし、反応もしない。さすられたことにも気づいていない勢いだ。
カンガルーは温かくて柔らかい。（＾ｕ＾）

　子供をお腹の袋に入れているカンガルーもいて、みんなの注目を浴びる。
しかし、なぜだかその子供カンガルーが袋からひねり出されるようにして出てきて地面に転がった。見ていた人間達はその不自然さに「？？？」となっていたが、実はなぜか袋にはカンガルーの子供がもう一匹入っていて顔を出してきた。外に押し出されたカンガルーはふたたび袋に入ろうとするが、袋にいるヤツに妨害されて入れず、ブリブリと押しあいこになる。
　肝心の母カンガルーは自分の腹をめぐっての格闘が起こっているのにまったく反応せず、袋を最大限にビヨーンと引っ張られて袋の中のエロスが解放されても「我関せず。」で口をモゴモゴさせて宙を見つめている。そ、そういうものなのか…。
　誰かが飼育員さんを呼んで「赤ちゃんって２匹もいるもんなんですか？」と尋ねていたら「え？」と、驚いて輪に入ってこられた。実はどうやら押し出された子供カンガルーは本当の母親とははぐれて別のカンガルーの袋に入ろうとしているものらしい。

しかし、その子供カンガルーもだんだんと何かがおかしいと思い始めたのか、
(Ｏ_Ｏ)←こんな表情になって固まって動かなくなった。
そのまま飼育員さんにだっこされてお母さん探しとなる。

　飼育員さんがお腹に袋のある雌カンガルーを見つけて目の前にさっきの子供カンガルーをおろすと、子供はサクサクッとその袋に入っていってしまった。そのカンガルーも始終「我関せず。」で宙を見ていた。本当にこの子供の母親なのか…。実は子供がさっきのと逆だったけど判ってないということもありそうな無関心さだ。
しかし、当カンガルーらがそんなことどうでもよさそうだったので首尾よく２セットができて一件落着。


何やってんの？？？なカンガルー３匹


ウォンバットもまたのんびりさんで味わいがあった。デコにしわが…。