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大変だ。
宿のシャンプーを使って朝起きてみたら、手櫛すら通らぬほど髪がギシギシになってしまった。しかも髪全体がボワンと爆発して頭の上で盛りあがって、どうしてもその形状を変えられない。暇さえあれば頭を押さえつけていた。私の人生、これでいいのか?
旅に同行したお城好きさんが「津山から案外近い鳥取城に行きたい。」と言うので、今朝は津山から加茂町経由で6号線を抜けて物見峠越えで鳥取に出ようと車を走らせた。
すると6号線を走る車の周囲の景色がどんどんどんどん田舎になり、雪化粧を始め、だんだん雪深くなり、最終的に道が通行不可能になった。
しかし、通行止めよりも自分の髪の毛のほうが気がかりである。
「この先積雪のため 全車通行止」なんて看板が立ってた。
気を取り直して53号線との分岐点まで戻って、そこから53号線と無料高速道路を使って鳥取県へ入った。
100名城スタンプも押せる鳥取城は、池田家(森家の親戚)の城ということもあって期待を膨らませて行った。城内の売店で池田恒興表紙の池田家図録を発見した時には迷わずに購入!その重い図録を同行者のカバンに詰めてもらい鳥取城に登った。
鳥取城(麓のほうの)の石垣
鳥取城についてよく分かっていなかったけど、麓の遺構の石垣だけでもすごいのに、山頂にまで何かあるらしく(山の上丸)、うっかり登ってしまった。髪の毛が爆発してるくせに。
森家にさほど関係ない城において、自分の足の長さをあざ笑うかのような石段が山頂まで延々と続き、この時ばかりは根をあげそうなほどバテた…(-"-)。
そんな中で、裸足で下山してくる人とすれ違う。どういうことなんだろう…。どうしてなんだろう…。
その後、お城仲間が「上月城にも案外近い。」というので兵庫県まで行って雨の上月城に登って津山に帰った。
夜の津山では、地元民の知人夫婦と合流して一緒に「ケンケン鍋」を食べる。
どこからもたらされた話か謎だが、森忠政が好んだというケンケン鍋。正体はキジ鍋であった。
粉砕したキジの骨を混ぜたツミレ肉ダンゴを口にしてみてコリコリと音を立てながら皆で賞味。
コリコリコリコリコリコリコリコリ…。
〆はお蕎麦を入れて、美味しくいただきました。
その後、2次会、3次会と場所を変えて、バーに行く。
カプチーノを注文して出てきた「くまさん」に嬉しくなった。
「鶴丸も作ってください♪」とお願いしたけど「鶴丸は無理ですね。」と返された。