会社が暗い。
　廊下や通路の電灯は、ビル管理者に半分くらい引っこ抜かれ、コピールームなどは原則電気をつけないようになったので暗い。
自分しかいないコピールームでシャカシャカコピーしているところに人が来ても暗いせいで気配を感じにくく、いきなり背後に人がいて「ギャッ！」となってしまう。お前は忍者カッ！手裏剣シュ！シュ！シュ！シュ！シュ！
　まぁ、でも、特に今の状況下では節電は大事なことだしいつもと違ってる感があってそれはそれで楽しい。
とか思っていたら、隣の会社はお昼１２時になると社内の電気すべてを消灯していた。毎日、お昼は１時間消灯することになったそうだ、ごめんなさい。しかし･･･社内にはまだ仕事している人もいるのに頭上の電気が消えているとは。晴れの日はまだ窓から差しこむ陽の光を頼れるけど、雨の日はますます暗いだろう。

　「でも、東京本社もお昼に電気を全部消して仕事をしているらしいですよ。」と、同僚から聞く。おまけに夜は7:30に完全退社で頑張っている。そうだよな、今は日本全体が節電モードだよな。3月11日以来、日本は今までとはまるで違う道のりを歩いていくことを余儀なくされているのだから。

　昔の事を言えば安土城だってお昼休みだけとはいわず、社員の皆さんは電気なしで仕事していた。
ざっと数十年さかのぼってみただけでも、昼間なんてそれが普通なんだよな。

　と、いうわけで私もその残業減らしの連鎖で1人でやっていた仕事を３人で分担できるようになり、上司にも残業のなきよう気遣いしていただいたお蔭で毎日夜９時、10時となっていた残業の日々から脱出！！(^O^)／最近は早く帰れるようになった。外が明るいうちに会社を出るってまた格別。