週末に鹿児島県出水市に鶴を見に行ったが、そこから会社の同僚にアイフォーンでメールを送ったのに、返信してくれなかったアンドロイドなあいつ。

　なので今朝、そのことをブリッと愚痴ってみたら、ブフッ！と笑われて
「うききさんのアイフォーンってウィルス感染でもしてるんじゃないデスか？」
と返された。

　昼休みに、彼女のアンドロイドで受信した私のアイフォーンメールを見せてもらったら、私が実際に送信した４文字に続いて画面いっぱい文字化けが続く。
私は本当に言葉４文字と鶴の画像だけしか送っていないのに、上から下に画面をスクロールしても、スクロールしても意味を成さないお化け文字が５、６千文字くらい延々と続く。
カーッ！と、ハイスピードと大スライドで画面の最も下部を見れば、そこには私がメール添付した鶴の画像があった。

同僚：「メールが読めないからカスタマーセンターに問い合わせたんですよ。そしたら電源を入れ直してと判り切ったことを言われました！うぐぐぐ！！！」
とのことだが、それをやってもメールの文字化けは直らない（そもそも文字を入れていないのに）し、あげくに私が過去に送ったメールがなくなってしまうという怪現象が起こったという…。
原因はわからぬまま。

　それで私のアイフォンのせいと責められたが、悪いのは彼女の脆弱なアンドロイドのほうが悪いのではなかろうか。
今一度、目の前でメールのやり取りを試みたが、今度は何も変な事はなく正常にメールを送受信できた。
長い長い文字化けは、一体なんだったのだろう。
あれを解読すれば、織田信長が冥界の時空のひずみから私たちのメールを介して下界に向けて必死に送ってくれたメッセージなどが出現するのじゃないんだろうか。

”あの文字化けを日本の頭脳が集結して10年がかりで解読し、我々はついに戦国武将織田信長の冥界からのメッセージ
『鶴カワユスww』
を受け取ることができたのである！”
とかなったら惜しいな。

結局、メールの文字化けの原因は送信場所の鹿児島県が悪いのだ、ということで落ち着いた。
同じテーブルで鹿児島県民の同僚も食事していたのだが、「出水は田舎だから。」と、頷いていた。