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近況報告
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今日の旅程
夜行バス→JR名古屋駅→名鉄名古屋駅→柏森駅(大口町コミュニティバス乗り換え)←大口町健康文化センター→(大口町コミュニティバス&徒歩)→青塚古墳→名鉄楽田駅→名鉄岐阜駅→円徳寺→ホテル→JR岐阜駅→夕食→ホテル


 「尾北の戦国時代へタイムスリップ」というイベントが尾張北部で開催されており、森長可関連の「青塚砦(小牧市)」についてもシンポジウムと特別展があり、行かない訳にはいかなかった。
しかし、運命のいたずらと言うべきか昨夜に乗った夜行バスで色々な悲劇が重なり、1時間遅れで名古屋駅に到着した。

 今日聴講する『尾北の戦国城郭シンポジウムin大口町健康文化センター』開始時刻10:00に間に合わせるために名鉄線に走った。
 本当は名古屋駅でお手洗いとか化粧直しとか、コンタクトはめるとか、色々としたかったのだが、夜行バスが遅れたせいでそ一刻の猶予も無い。そのまま、シンポジウムに間に合うための最後の名鉄電車に乗りこんだ。名鉄電車が柏森駅に9:37着で、柏森駅から出るコニュニティバスが9:38発と、走っては乗り、走っては乗り、を繰り返して何とかシンポジウムの最初の講話に間に合うことができた。

5.jpg
尾北の戦国時代へタイムスリップ
右にあるのがイベントポスター。
中央にあるのが消毒液で、
左の子供の正体はよくわからない。
 

『尾北の戦国城郭シンポジウム』の私のお目当ては「青塚砦」の講話(20分間)だった。
DSCF1707.jpg
今から青塚砦の講話
 かっこいい戦国武将・森長可が小牧長久手の戦いの時に青塚古墳を合戦の最前線基地砦としてリサイクル使用したのだが、その為だろうか、前方後円墳である青塚古墳の墳丘を削りこんで平坦面を広くしてあるのだ(詳細は旅行記のほうで紹介します)。
 そこは私も前より知っていた話ではあるが、整備前の青塚古墳の画像がスクリーンに提示されたのが嬉しかった。これは森軍の改変がわかりやすい。

Dscf1716.jpg
整備前の青塚古墳
砦に利用するために削られただろう痕跡がわかりやすい。
森長可・オン・ステージ!

 午前中の講話まで聴講し、下の階にある大口町歴史民俗資料館の展示を見てから会場をあとにする。
各地で記念スタンプ集めにチャレンジできるとのことで台紙をもらった。
 
 そこからまたワゴン車のような大口町のコミュニティバスに乗って「外郷町」バス停で下車。
そのままキャリーバッグを引いて犬山市にある青塚古墳まで歩いた。
森軍が陣を張ったこの古墳の上は現在は青塚古墳として整備されて立入禁止になっている。

DSCF1784.jpg
冬の青塚古墳(森長可の青塚砦)
なんか色が鮮やかでないが、夏に来るともっと青々としていてキレイ。

 なのに、人がいた!!!
古墳の上に人が登って草刈りしていたのだ。Σ(゜□゜;
私が古墳の奥にある青塚古墳ガイダンス施設に向かっていると、そのうちの一人が古墳の上から駆けおりてきた。施設の方が草刈りされていたのだろう。むしろ私が古墳の上に駆けのぼりたいので「古墳の上で受付しますので登ってきてくださーい。」と手招きしてくれればよいものを。
そうすれば森長可も登っただろう青塚古墳に立てる!!!!くはーっ!
 
 青塚古墳ガイダンス施設では
『いざ!青塚砦~小牧長久手の戦いにおける森長可の軌跡~』
という特別展が開催されていた。
今回の私の旅の目的のひとつだ。
「尾北の戦国時代タイムスリップ」記念スタンプの「青塚砦 森長可」のとこも押してもらったが、森長可と書かれて十字紋の入ったかっこいいスパースに、鍵穴の形をしたかっこ悪い消しゴムハンコ(青塚古墳のことらしい)を押されたので、今思えば押してもらわないほうがよかった。
 特別展の展示は、ほんの小さな一角。
ガラスケースには森軍の青塚砦ジオラマが作られていたのだが、前方後円墳の形どおりにまぁるく柵を設けて作られていて、なんとなくママゴトのような、動物園の見世物用の檻の中に森軍がおさまっているような気がしてくる。
 自分用のお土産に青塚古墳の立体ペーパークラフトを購入。これを改造して青塚砦を作るぞとその時は張り切っていたわけだが、今、改めて思えば、私はこれをどのように改造したかったのだろう。保存用と工作用に2つも買ってしまったじゃないか。
 
 青塚古墳に別れを告げ、再びキャリーバッグをひいて徒歩で30分かけて最寄駅の名鉄楽田駅に向かう。
この徒歩コースは人生で2度目であり、またキャリーバッグ片手にこの道を歩くハメになる日がこようとは思わなかった。
 
 この後、名鉄で岐阜市内に出たのだがどうも体調がよくない。
もともと風邪ひきだったので、無理がたたっているような、森がたたっているような。
もう、時刻も夕方近いし、その後の予定に入れていた目的地・岐阜県立図書館に行くバスがめちゃ少ないので、これはもう諦めろということで風邪の大事をとって岐阜市内のホテルに早めのチェックインにして、夜からの予定の時間まで一休みすることにした。

DSCF1798.jpg
信長ゆかりの円徳寺
ホテルに行く道にあったので参拝。
信長寄進の梵鐘や織田塚などがある。
なお、夜には岐阜に嫁いできた友達と久々に会ってごはんを食べることにしている。
 
 体調のこともあるし、ホテルにチェックインして友達からの連絡を待ちながら暖かな部屋でいよいよひと眠りすることに。そう決めてベッドに飛びこんで何気なくiPhoneを見ると、約束している友達に送ったはずのメールが未送信になっていて、何度リトライしてもまったくの圏外で送信不能。Σ(゜□゜;
「市内の真ん中なのに!」と、部屋の窓をあければそこからは向かいの壁しか見えない、その手前には上から下まで鉄柵みたいなのが張りめぐらされて、どうやら私は通信のきかない流刑地に来たようである。
ホテルのフロントに「部屋に電波が届かず連絡がつけられない。」と相談すると、ロビーで電話するぶんには電波も入るとのこと。
暖房も入れてなくて冷え冷えとしたロビーに行き、コートも着ずに電話やメールをしていればさらに体調が悪化していく気がした…。

 友達とは無事に連絡がついたけど、どうせ部屋に戻ってもまた連絡がつかなくなるだけなので約束時間前にコートを着て徒歩でJR岐阜駅に向かった。
途中で薬局に寄り、お店の人に相談して漢方薬入りのせきどめ薬を買う。
そうしているうちに友達から「今、私も岐阜駅に向かってる。」と連絡が来た。
私が新しくなった岐阜駅の勝手がよくわからないので、私が唯一わかる黄金の織田信長像前に迎えにきてもらった。

DSCF1824.jpg
黄金の織田信長像
黄金が輝いている!!!
場所が高すぎて触れない!!!

 私が夢中で信長像を撮影しているうちに背後に友達がいてじっと見守ってくれていた罠。
 
 「夜間にモーニングの出るお店に食べに行こう。」という友達の提案により大垣方面の店までドライブ。
確かにそのお店にはモーニングメニューがあったが、私に関してはこの風邪を吹き飛ばすためにもガッツリとステーキ定食を食べることにした。
友達がモーニングを注文したらアンコを乗せたトーストと味噌汁が出てきた。
九州人としては、抵抗のある組み合わせだ。Σ(゜□゜;

2362dde2.jpeg
トーストと味噌汁モーニング
なんという最強伝説!!!

 
 しばらく会えなかった時間を埋め合わせるように友達とたくさん駄べって閉店時間を迎える。
明日はまたこの友達に千代保稲荷(森家関連の神社)に連れて行ってもらえることになった。
(明日につづく)
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