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近況報告
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本日の旅程
岐阜城→崇福寺→JR岐阜駅→名古屋中央郵便局→清洲城→万松寺→総見寺→日置神社→古渡城→名古屋(夜行バス)→福岡へ

朝は岐阜城へ行くことにした。
ここ数年、何度も前を通過していたが、久々に金崋山を登って岐阜城まで行くことにしたのだ!(^O^)/
昨日とはうってかわって今日は体調がよく、一番激しい馬の背コースを歩いて岐阜城に登れるくらいに気力があったが、あいにく登山用の装備もなく、昼からは友達との待ち合わせ時間なので諦めてJAF割引を使ってロープウェイ片道3分コースで岐阜城に登った。

DSCF1879.jpg
岐阜城
国盗り物語の舞台。


 久々の岐阜城だが、展示は昔の古くて古めかしい状態のままで驚いた。山が高いので面倒くさくて展示を変えられないのだろうか。
でも、岐阜城の真価はそこから見降ろす景色の素晴らしさにあると思う。
斎藤家の元で森可成(蘭丸父)が青春を過ごしただろう故地・稲葉山城(岐阜城の前身である斎藤の城)!どんどんどんパフパフー!
織田信長が手に入れ、必要ないのに山頂まで登りまくったという岐阜城!信長はひとつまみのぜい肉も許せなかったのだろうか、運動はかかさなかったその一生。

岐阜城からの下天の眺めは素晴らしい。
きっと斎藤道三や織田信長が武者震いしただろうこの鳥瞰図。
もしかして信長はこの景色を眺めるのが好きで岐阜城に登っていたのだろうか。
果てしなく長良川の蛇行する濃尾平野の風景を見れば、なんとも気分が高揚する。
ましてやあれが自分の領土だったら本当にこの風景に心酔し、その先にあるものをもっともっと求めてしまいたくなることだろう。
 
 信長のことを考えていると、急に岐阜城下の菩提寺・崇福寺にお参りしたくなってきたが、友達との約束の時間が迫っていたのでこれも諦めてホテルに荷物を取りに戻り、キャリーバッグを引いて名鉄岐阜駅に向かっていた。
そこで、友達から「体調悪くて会えなくなった。」のメールが入り、私はいっきにフリーになってしまった。
そういうことか_。
と、いうことで再び岐阜市内巡回バスに乗り、崇福寺にお参りした。こちらも久々のお参りとなった。
 
DSCF1944.jpg DSCF1965.jpg
崇福寺
織田信長公聖廟所のある菩提寺

 
織田信長・信忠父子の墓
東側にはご位牌を安置した美しい位牌堂もある。

 織田信長・信忠父子のお墓に手を合わせてきた。このお寺には血天井もある。岐阜城落城の時の血のついた床板を天井に張ったものだ。
織田信長ゆかりの展示品もそのテープ説明もパンフも昔のままだった。
それから岐阜駅に向かって、またしても駅前の黄金の織田信長像の撮影にいそしむ。やっぱり夜景よりも昼のほうがはるかにきれいに撮影できた。

DSCF2003.jpg
黄金の織田信長像昼バージョン
なかなかかっこいい信長ですね。

 
 JR名古屋駅に到着してから、名古屋中央郵便局ご当地フォルムカード「織田信長」を買いに行ったが、職員に「今日は休日なので販売職員の管轄が違います。」とかいう納得のいかない理由で買えなかった。これも今回の旅の目的の1つであったのに!!!販売可能な平日にご当地フォルムカードを買いに愛知県に出直してくるなんて福岡県民には並たいていの事ではない。なんでそこにあるものが、紙が、管轄が違うと販売できないんだ(泣)!!!
なんとなく、今思えばサイトにある織田信長フォルムカード見本を印刷すればそれで気が済むような気がしないでもないが、わざわざ買い求めに来た身にはショック!!!

そうして郵便局で余計な時間と無駄足をくらった後、名古屋駅地下のコインロッカーに荷物を預けて、今度は清洲城へ行った。
一時期は織田信長も居城していた城だ。

DSCF2055.jpg
清洲城の織田信長像
やっぱりこの像が私にとっては一番理想に近い信長。

 先年、リニューアルオープンしてから初めて行く清洲城だが、到着した時にはもう夕方近くになっていて見学時間も限られてきていた。足早に見て行くしかない。
城の前にある ふるさとのやかた では清洲城ペーパークラフトを購入。

DSCF2031.jpg
清洲城
いつ来てもプラモに思える清洲城。
 
 清洲城に入ると、すべてが新しくなっていて、信長や郷土の偉人のことがわかりやすく解説されていた。信長時代の戦国期・清洲城のジオラマなどは昔の城の様子をイメージで再現していて特に面白かった。
 リニューアル前までこの城内にあってダンシング織田信長人形の傍に控えていた森蘭丸人形は、現在、城に隣接する芸能文化館に移動している。そのことは追跡捜索した知人に教わって知っていたので、芸能文化館に行ってみると閉館時間がPM5:00とパンフに案内されているのに、4:30の時点で館内のおじさんに「もう閉館です。」と言われた。
「えあぁああああああ?????」Σ(゜□゜
門前払いに納得いかず、「そこの人形の写真だけ撮影させてください。」と変態チックなお願いをすれば
「ああ、着物や甲冑の着付けは今日はもうませんけど人形の撮影だけならしばらく大丈夫ですよ。」とのこと。逆に邪魔者なしで部屋に通してもらえ、一人で森蘭丸人形を撮影しほうだいになってしまい、折角の機会到来なのでいろんな角度から撮影してみた(旅行記ではもっとお見せします)。
織田信長人形のいない場所に引っ越しして、身なりがどうでもよくなったのか、なんか髪もぼさぼさになっている。そういえば信長人形はどこへ…。

DSCF2108.jpg
 
DSCF2102.jpg
森蘭丸人形
 
一人でバイト中の森蘭丸
床几に腰かけてツーショットも撮影できます。
 
 JR名古屋駅に戻るが、まだ帰りの夜行バスまでに時間があるので、急遽、思いつきで史跡めぐり夜の部に繰り出してみた。
地下鉄で上前津駅に行き、商店街のど真ん中に位置する万松寺に詣で織田信長の父・信秀の墓参りをした。夜のお蔭で織田家の提灯が灯り、逆に昼間には味わえない風情がでている。

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万松寺の織田家提
画像に収まりきれない数が並んでいてきれい。
織田信秀の墓
信長の父の墓。

 あの有名なシーン:万松寺の父の葬儀で織田信長が父の位牌に抹香を投げつけたのは、現在地である「大須」に移る前の万松寺での出来事だそう。
信長が位牌に抹香を投げたというので筑紫から来た僧以外の参列者は「信長はやっぱりうつけじゃん!」とひそめきあったというが、信長が抹香をふるいにかけてトントンとケーキにふりかけて、生クリームを泡だてながら
「俺は戦国のパテシィエ・NOBUNAGAだ!」
とか言って、スポンジを焼くので卵を産めと強要してきたならそいつは完全にウツケ認定してOKだろうが、「喝!」と抹香を投げつける信長は、かっこいい愛と感動の天才麒麟児戦国ドラマにしか思えない。どう考えても、かっこよすぎじゃないか。尾崎豊じゃないか。この支配からの卒業じゃないか。
これはただのウツケではないと思うのが自然じゃないのか。
どうせ葬式に出席していた半分は明日にも信長の命を狙うような参列者たちだし。信長をウツケ認定したいわけね。

 そこから歩いて数分で織田信長の菩提寺・総見寺(次男・信雄が父の菩提を弔うために再興した寺)である。ここは拝観不可のお寺なので昼でも夜でも外から拝むしかない。

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総見寺
織田信長の菩提寺を高感度撮影。


 更に歩いて日置神社へ。
神社周辺とその境内は真っ暗でひと気もなくかなり怖かったのだが、織田信長が桶狭間の戦いに出陣する時に先勝祈願をし、勝利の暁にはお礼に千本の松を寄進した神社なので勇気をだして入ってみた。
本殿に近づくといきなりセンサーで電気がついてビビって「ヒャァアアア!!!」と叫びそうになる。
そこで見つけたスタンプラリーの台紙には「あいち戦国姫隊がナビゲート」と書いてある。
む。名古屋はまたなんか隊を作ったのか。
あと、残念ながら今は信長寄進の松は枯死して一本も残っていないという。

DSCF2194.jpg
日置神社
信長が戦勝祈願をした神社。

 またテクテク歩いて最後に向かったのが古渡城跡
織田信秀の築いた城で、信長もこの城で元服したという。
跡地に行けば、半端なく大きな寺院が建っていた。あっけにとられて見上げるしかない山門。ここは現在は本願寺東別院とある。とっくに山門は閉ざされていて、境内にあるという「古渡城趾」の石碑も拝めない。
 なお、隣接する下茶屋公園には古渡城の遺構と、名古屋城の築城で集められた石の残石があるというので探し求めたが暗いし静かだし寒いし変なモノが浮遊していそうだし、怖くて何もわからず、早々に立ち去った。

DSCF2203.jpg
古渡城跡
今日は石碑が見れないので看板を記念撮影。


 寒い体を温めようとして入ったうどん屋で食べた味噌煮込みうどんが土鍋じゃない普通の器に入って出てきた上に、マズくて驚きとショックが隠せない!!!!!
寒い思いをして旅の〆でこれか…汁が濃すぎて辛くてまったく飲めなかった。唇で汁をしごきながらうどんのみを吸わねばならなかった。
喝!!!!と、一味唐辛子を何かに投げつけたい気持ちになった。ウツケ認定されるのが嫌なのでやらなかった。(゜□゜

こうして今回の旅を無事に終え、名古屋駅に戻って夜行バスに乗り福岡市へ戻ったのだった。
とにかくも、森長可の青塚砦の世界を堪能できて何よりだった。
また、森長可で何か企画展をしてもらえないかな
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