ここのところ変な匂いのするマイカーで夫に毎日会社に送迎してもらっている。

今朝も送って行ってもらったけど、帰りは旦那のお迎えを遠慮して公共交通機関と徒歩で自力で帰宅してみたら、めまいと痛みで体調が悪くなって力尽きてしまった。

あと、徒歩５分の自宅への道のりを結局旦那に車で迎えに来てもらった我…。

帰宅しても着替えないまま布団の海にバッタリ。夕ご飯もパスして寝込んだ。

そして私は、いつもは必ずiPhoneでチェックするメールを、今日という日に限ってチェックしなかった。


帰宅途中の夕方５時過ぎには私のiPhoneに届いていた、大好きな人の死を報せるメール。


夜中に目が覚めて布団から起き上がり、お風呂に入ってから後、夜中２時近く、本格的に眠る前にようやくメールを開いた。
そして知った訃報。

知人の身内がわざわざ私にメールを入れていてくれていたことに今まで気づかぬ自分のバカぶりと、知人の死そのものにショックを受けて一睡もできなかった。
夜中なので電話して知人の身内の方に詳細を聞くこともできない。
夕方にこのメールに気づいていればよかったのに、本当にバカヤロ！

後悔に後悔を重ねてなかなか明けない夜を過ごす。

大学の時に読んだ『ハムレット』の中の一節、

When sorrows come, they come not single spies, but in battalions
悲しみは単独ではやってこない、
必ず大挙して押し寄せてやってくる

を思い出す。