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お世話になってる関西のお城仲間さんが佐賀の山城に登りたいと言う。
今日は雪なのだが、雪の城がいっそう嬉しいのだという。
しかし、私は今日、この雪山登山イベントのせいで自分が怪我を負ってしまうことになるとは夢にも思わなかった。
登山のためのトレッキングシューズを履いて家を飛び出したら、右足の靴ひもが左足のフックにひっかかってそのまま前のめりにこけた。自宅の玄関先で。
身体はコンクリに叩きつけられ、両手両足に走る激しい痛みにしばらくは起きあがれず。それでも福岡空港にお城仲間さんを迎えにいかなければならず、運転は他の福岡県民に任せて、私はただ助手席で血を流しながら出発。手の痛みのせいで、リュックをあけてティッシュを取り出すという簡単なこともできずに、両手と服に血痕をつけたまま福岡空港に城仲間を出迎え、なんだか周囲に驚かれつつも空港ロビーのお手洗いでようやく血を洗い流してカットバンを貼った。
今日のルート(佐賀県鳥栖市中心に)
基肄城→葛籠城→筑紫氏館→勝尾城?→旭山城→対馬藩移築陣屋門→天神に帰って焼き鳥
なぜかいつまで経っても右腕が特にうずいてしょうがないが、気づけば車で一気に古代の山城・基肄城の山頂付近に立っている。
雪の基肄城は横殴りの雪だったかと思えば、次の瞬間には暖かい日射しに恵まれたり。
折角の雪の景色なのに右手が痛くてデジカメのシャッターが切れず、以後、ずっと左手で撮影するしかなかった。
平城の葛籠城や山の麓にある筑紫氏館はスムーズに行けたが、お城仲間にとっては今日のメインイベントの勝尾城はとんでもない山城(当社比)。今回は時間短縮に林道を利用して車で途中まで登ることにしてみた。
しかし、雪道を運転した先の林道の入り口は固く門で閉ざされていた。雪のせいではない。来年の春まで工事中なので一般の車は入っちゃダメなんだってさ…。
せっかくのワープゾーンが使えなくなった。(゜□゜;)
なぜかここいらでもたつくうちに夕方を迎えてしまい、麓から真面目に登ってゆく選択肢も消え、この場を去った。
しかし、雪の降ること、寒いこと。山々の木々は雪化粧をしていて、あそこにマンボウでも吊るしておけば、そのままクリスマスツリーと言えるほど。
その後は、公園化している旭山城と、あと、お寺(寺名忘れた)の山門として移築されていた対馬藩移築陣屋門を見学して帰国。
夜の飲みは他のメンバーも飛び入りして、天神の焼き鳥屋さんで開催(4人)。
私は右手はお箸を握るのもできない状態。左手で気軽に食べれる焼き鳥でよかった。