明後日には福岡市のかかりつけの病院で母子ともども『一ヶ月検診』がある。
それに合わせて北九州市の実家での里帰りを終了させて明日にはもう福岡市の自宅に小ウキキを連れて帰ることにした。

それに伴い、夫が泊りがけで我が家に車で迎えに来てくれた。
実家の家族を含めて６人の夜。小ウキキが泣き出したりオムツを濡らしても、私以外にも他の誰かが構ってあげていたけど、自宅に帰ってしまうとそれも無くなり、小ウキキと１対１の生活が大部分としまうんだなぁ…。(^_^;)

今日が里帰り中の最後の宿泊となったわけだけど、夜になると小ウキキがまた私のフトンで添い寝をしたがって泣いた。
頑として拒否し続けて寝かしつけようとしたところ、小ウキキはベビーベッドの上で添い寝の時にする横向き寝の姿勢をとろうと必死にもがいて（まだ自力では寝返りをうてないので、ひっくり返ってもがく亀さん状態）ギャンギャン泣き続けるのと、プルプル震えて「うぇ～ん。」と、ベソをかいてしまうのとのくり返し。
ああ。
今宵も根負けして私の腕枕でワキの下に小ウキキを挟んで添い寝してしまった。(´Д` )
私の方が先に寝入って小ウキキを押しつぶしやしないかと思うと、ものっそ怖くて眠れない。
……でも、どうしても私の傍がいいと言って泣く我が子に胸キュンでもあったりもする。

小ウキキが寝入ったら、じわじわと抱え上げてそっとベビーベッドに戻そうとしたけど、途中で目覚められてしまい失敗してしまった。
小ウキキにとって、幸せな添い寝を欺かれた時の怒りは特にものすごいようで、プルプルと震えでベソをかくことに始まり、ギャン泣きレベルが最高値を記録。
激しすぎて気絶するんじゃないかというくらいに泣きながら、また添い寝の時にする横向き姿勢をとろうと必死にベビーベッドの上でもがく。でも、やっぱりひっくり返ってもがく亀さん状態。
泣き止ませようとなだめているうちにまた朝を迎えてしまい、外ではスズメがチュンチュン…。

台風の影響か、北九州市の実家も風がすごく強くて窓から窓へと風が突き抜けてゆく涼しい一日だった。

それはそうと、赤ちゃん（小ウキキ）に語りかける周りの大人たちがみんななぜか赤ちゃん言葉になってしまっている。

０歳児の赤ちゃん本人は決して赤ちゃん言葉でしゃべらないにも関わらず。

母たる私も完全にそんな感じで小ウキキに向かって
「おいちぃでちゅか？」
「あちゅいかな？」
とか、言ってしまっているし。

勢いあまって夫にまで
「この部屋、あちゅくない？」
とか、言ってしまっているし。

今なら織田信長にも
「みちゅひでの謀叛にごじゃりまちゅるぅ！！」
「武田はもう終わりでちゅね。」
と言えてしまいそう。
(´Д` )

戦国の世にもそんなかくも不思議な『でちゅまちゅ』の赤ちゃん言葉があったのだろうかと、ふと思う。

ところで、先日、楽天市場スーパーセールで買った産後用の骨盤矯正ベルトがむごすぎた。
お腹の上のほうから太ももまでをきっちりカバーした作りのベルト（というより、むしろコルセットじゃないか）はまだ暑いこの時期に履くと、もうむんむん蒸れ蒸れな上に、出産時に作った傷に響いた。
モノはいいので、産後のシェイプアップにもってこいと思っていたのにどうやら私には時期尚早だったようだ。
…と、いうことで、腰にだけ巻く産後用の骨盤矯正ベルトを改めて楽天市場のスーパーポイントで購入してみたでちゅ。
その時にポイントでカバーできなかった金額「４８円」をクレジットカード払いに指定する嫌な客となった。
まぁ、私をダイヤモンド会員からプラチナ会員に突き落としたことへの『倍返し』ということでちゅ。
（半沢直樹の『倍返し』を使ってみたいだけ）

私にとってはバレンティンの記録よりも、うちの小ウキキの夜明けのオムツ替え連続１０枚記録のほうがすごいと思う…。

オムツを替え終わって、ホッとひと息
「はーい、小ウキキちゃん、キレイになったね〜。(^○^)」
と言う私のセリフにハモる感じで水分を含むオナラ音『ブー！』『ブブー！ドゥルドゥル！』で替えたばかりのオムツにまたウンチ。
またオムツ替えするその直後に第二号ソロおしっこ、第三号ソロウンチをくり返してゆく。

わざと？ヽ(；▽；)ノ

ああ…また空が白んで朝がきた…。

ところで、先日顔じゅうにできてしまった小ウキキの湿疹は、皮膚科でもらった軟膏をベタベタに塗ったところ効果てきめん、すぐに治って元のきれいなゆで卵肌になってきた。
数時間で肌が変化する赤ちゃんの代謝の良さに驚かされる。

小ウキキが私たちの元に来てくれて昨日でちょうど一ヶ月経った。
『もうそんなに経つのか』、『あ…もう新生児とも呼ばれないほど成長したのか』と驚いてしまう。
私も無我夢中で朝も夜もなく子育てして一日が過ぎるのがとても早くて、本当にあっという間の一ヶ月だった。

すごい…この私が森家禁断症状を出して暴れるヒマも無く…。
σ(^_^;)

しかし我が子というものがこんなに可愛いと思わず、小ウキキの寝顔を見るに幸せで満ちたりた気持ちになる。
私にもしっかり母性が備わっていたようだ。

…またしかし、これが戦国の上流階級のお家だったら、生まれた赤ちゃんは乳母と後見人に預けて生みの母はそのまま断乳させられて
『早く妊娠可能な身体に戻って次を産め』
だったんだろうかね。

それにしても今年の森可成ご命日のお墓参り（９月２０日）は諦めるから、いつか、小ウキキを連れて森可成のお墓まいりに向かいながら、田んぼに咲くいっぱいの真っ赤な曼珠沙華の花を一緒に見よう。キラキラ光る琵琶湖を一緒に見よう。

…と、まぁ私も人の親らしい思考を身につけつつある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
※友人・知人の方々にも、温かいお祝いのメッセージやプレゼントをいただきました。
ホントにホントにありがとうございます。
ヽ(；▽；)ノ
まだ個別にお礼を申しあげることができてない方々もあります、申し訳ありません。里帰りが終了したらご連絡させてください。
m(_ _)m

数日前から小ウキキの顔が湿疹で荒れて改善しないので近所の皮膚科に連れて行く事にした。

新生児を病院の待合室で待たせたくなくて、受付に事情を話して私だけが待合室で待って、小ウキキは病院の駐車場に停めた車の中で私の父母とともに待機していた。

待合室で順番待ちの間、私の隣に座っていたおじさんが履いていたサンダルを脱いで素足を持ちあげてポリポリとし始めて水虫菌らしきものを待合室の椅子にマーキングしているのを見るにつけ、小ウキキを遠ざけておいて良かったと思う。

診断の結果はネット検索や育児本で読んだ通りの『脂漏性湿疹』。
ネット検索や育児本で読んだ通りの説明とアドバイスを受けた。

そして塗り薬の軟膏をもらってきた。
( ；´Д｀)
この薬が欲しかったの〜！！

母と私とで争うように小ウキキの顔と頭に軟膏をすりこむ、すりこむ、すりこむ…。
ベタベタテカテカの顔、失敗したホイップのようにねっとりとなった髪の毛をたたえて小ウキキは眠る。

どうぞキレイに治りますように。