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朝は森可政の林野城(美作市)に登った。
やっぱり山中で藪漕ぎするハメになり、身体のあちこちに細かい切り傷ができた。あまりの草深さに諦めて帰ろうとした時に、別の場所から山道が出現、どうやら道の先は大丈夫そうさったので汗だくで登って行った。草が縦横無尽に生い茂っているので遺構なんて判らない、それでも登ろうというのは、ただの自己満足なり。
「こんな悪条件でも私は山城に登るんですよー。」という、一部の人間に見受けられる間違った自慢方法だ。
でも、森家スポットにいるとこの上なく幸せなのは事実。
今日は、サービスデーなので、ちょっと蚊にも血を分けてあげた。
で、汗だくデロデロでホテルに帰り、シャワーをあびて講演会場の美作大学へ行った。
津山の方々はモチのロン、県内外、色々な方々が、私の講座を聴くために美作大学の会場まで出向いてくださった。140名くらいいらっしゃったそう。
「森家をめぐる城々 金山城から津山城まで」
待ちに待った日…それなのに、緊張感たっぷりで話してしまった…(私が舞い上がったという意味です)。いきなりダメぶりを露呈。その場で、脱皮したくなった。
後で「過呼吸で死ぬんじゃないかと思うくらい緊張してたね。」と、ツッコミが入った(そこまで緊張したつもりはないんだけど)。
ちょっとまだ、この日の自分を冷静に振り返る勇気が無いのです。
でも、あれほどおびえていた質問コーナーに、逆に救われた。
会場の方々が、どんどん手をあげてくだすったのを見ているだけで、ものすごく感激してしまった。あいかわらず私はアドリブに弱いので、変な回答ばかりしてしまったけど。
講座が終わってからも皆さんが順番待ちで声をかけてくださって、まだまだ質問も続いたし、RANMARU!サイト自体を見知ってくださっているという方々ともお話できて、嬉しかった。胸の奥底から喜びがこみあげてくるという表現をしたらいいのだろうか、みなさん、こんな素敵な一日をありがとうございます。
夕方からは、はや4時ぐらいから関係者の皆さんと一緒に飲んだ。
1次会、2次会、3次会と、濃い話は続く。お酒を飲みながら、馬出(うまだし)についてプチ講義を受ける。
宴の後は、津山城に登って森忠政銅像にご挨拶。
ダーク森忠政。
ああ、楽しい夜だった、と、言いつつも、宿に帰ってからは自分が講座でやらかしてしまった色々がフラッシュバックしてきて、もうお終いだと騒ぎ立てる。