最近、小ウキキがつかまり立ちをするようになった。
最初の１回ができると、あとはホイホイ立っちゃうんで、
『赤ちゃんってすごいなぁ』
と感心しながらも、なんども電話機をいじられて受話器をビヨヨーンと引っ張られるので、早く電話の移動先を確保しないといけない。

今日、ベビーサークルに行ってお話したお母さんと子供の月齢を確認しあっていたら、
私：「昨日でちょうど10カ月になりました。」
お母さん：「うちは今日でちょうど10カ月…え？」

なんと、子供の誕生日が一日違いだった。
それもあって、話がはずんだ。
話題が手づかみの練習用離乳食に及んだところで、
お母さん：「うちは食パンを長細く切って持たせて食べさせている。」
とのこと。
先月、小ウキキに長細く切った食パンをそのまま食べさせたら、水分がないのがダメなのか、スポンジボブでも食べさせられたかのように嫌な顔をされて拒絶されたけど、それはもう先月の話だ。

もう、食べられるようになってるかも♪
自分で食べてくれれば、私も少しは楽になる。

と、期待しつつ、お昼ご飯に長細く切った食パンを出した。
小ウキキはその食パンを握ってぶんぶん振って遊ぶので
「これ、食べ物だよ。」
と、食パンをちょっとちぎってクチに入れたら、スポンジボブでも食べさせられたかのように嫌な顔をされて、食べなかった。

まだ、ダメなんだ。(^_^;)
なんで硬くて乾いた赤ちゃんせんべいは自分で手に持ってバスバス食べるのに、食パンはダメなんだろう…。

結局、手づかみ用に用意した食パンは飛んで行った。

どうやら、まだまだ我が家はパン粥メニュー。

私は、サクランボがものすごく好きだ。

もし、サクランボと森長可が並んでいてどちらかを選べと言われたら、迷わず森長可を冷蔵庫で冷やして薩摩切子の器に盛って手を合わせてしまうほど、サクランボが大好きだ。
新婚旅行先を山形にして、サクランボ食べ放題をやってお腹を壊して最上義光の銅像の前でプルプル震えてしまったほどに私は、サクランボが好きなのだ。

先日、夫が
「あまった楽天ポイントで山形のサクランボ買うね。」
と言ってくれて嬉しくて嬉しくてもう幸せいっぱい、感謝、感謝だったのに、あいつはサクランボを注文せずに
「楽天で梅干しを衝動買いしたよ」
などとのたまわった。

それならなぜ、サクランボを私の前にちらつかせたんだ！
と、ショックで涙目…。

そして、今日、夫が衝動買いしたというその梅干しとやらが届いた。

その梅干しのパッケージには、
『りんご味』
とか書いてある。

は？Σ（゜□゜；

『サクランボ味の梅干し』
なら、まだ許せたのに

『リンゴ味の梅干し』

だそうだ。

いや、紀州の梅干しなら、

『ミカン味の梅干し』

でいいんじゃないか？

小ウキキの手づかみ食べの練習に、小さくて丸いおにぎりを握って渡した。
ご飯で手がべとつかないように、おにぎりの表面にはいっぱい青のりをまぶしている。

小さな手で小さなおにぎりを受け取った小ウキキは、いきなり、こぶしでおにぎりをグシャ！！！
グシャグシャグシャ！！！
小ウキキ、さらに狂喜しながらおにぎりをテーブルの上にバンバンと叩きつける。
そして、つぶしたおにぎりをテーブルにグリグリなすりつけているうちに、秋田名物のキリタンポが完成した。

小ウキキの両手がキリタンポでコーティングされている！！
しかも、その手で小ウキキは頭をポリポリとかき、耳をかく。服を触る。

あああああ、小ウキキが糊づけされてゆくぅううう！！！

お湯で濡らしたおしぼりで小ウキキの両手を拭いても、つぶれて糊みたいになったご飯粒はなかなか落ちないばかりか、私や夫も床に落ちたべったべったのご飯粒を踏んで、いやーな気分になる。

あーあ。
ノートパソコンをたちあげたまま待機していたのに、伊集院さんの深夜ラッジオ番組の録音にまた失敗した。

私が録音アプリの保存先のフォルダを削除してしまっていたのが敗因だ。

録音番組をアイフォーンで聴きながら夜、眠りにつくのが日々の楽しみなのに、ショック…。

…ショックを受けつつ、『歴史読本』の背表紙を素手で割る作業をした。

はよ、雑誌をぜんぶスキャニング（なんかカッコいい表現）して部屋を広くしたい。

10：30からベビーサークルに行くつもりで準備しておいたのに、小ウキキがご飯を食べた直後(10：00)から2時間まるっと昼寝してしまって、結局行けなかった。
いつもは15分から30分くらいしか昼寝しない(そして夕方前にまた少し眠る)のに、何があったのか。

やっぱり途中で怖くなって、小ウキキが息をしているのか生存確認する。

小ウキキがいっぱい昼寝をしてくれたおかげで私も書斎に行って片づけ(雑誌のスキャン)をまとめてすることができた。
スキャンしたすべての電子書籍データは、外付けモデムにどんどん保存していっているけど、
『このモデムが壊れたらすべてが水の泡なんだな…』
という不安がないでもない。

同じように自炊データを保存している人々は、もう一個予備の外付けモデムとかを買ってそっちにも保存しているのかなぁ。
『でも、なんかの事故で外付けモデムが２つとも燃えたりとかしたら、すべてが水の泡なんだな…』
という不安がないでもない。